節月カレンダー

1935年（昭和10年）

乙亥（きのとい／いのしし）年

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節月とは

節月は二十四節気の「節」を月の初日（1日目）とする考え方です。節で月を区切るため節月（せつげつ）と呼ばれます。 二十四節気の最初の節である「立春」の日が年の初めの日となり正月節（一月節）、次の節である「啓蟄」の日は二月節という感じになります。

また節と節の中間には「気」（中気）がありますが、気の日は「二月中」のように月名の後ろに「中」を付けて呼びます。 例えば立春と啓蟄の間にある気は「雨水」ですが、雨水の日は「正月中」となります。

二十四節気と節月の対応については、二十四節気カレンダーと交互に見比べてみてください。

節月と旧暦の違い

旧暦には太陰太陽暦が用いられ、太陰暦（陰は月のこと）のため、朔（新月）の日が月の初日（1日目）になります。 つまり節月は太陽の角度（二十四節気）を基に月を区切るのに対し、旧暦は月の満ち欠けで月を区切ります。 このため、節月と旧暦の月の長さにはズレが生じます。また旧暦には太陽暦（二十四節気）とのズレを修正するために閏月が挿入されます。

節月の干支

一口に月の干支と言っても、どの暦を基にするかで時期が異なってきます。月の十二支は1月から「寅・卯・辰・巳…」と12月まで順番に割り当てられますが、例えば節月の正月（一月）は、新暦では2月3日～2月4日頃からとなり、新暦では月の干支は2月の「卯」であっても、節月はまだ1月の「寅」という事になります。

今日や特定の日の節月の干支の確認には節月の干支と十二支の早見表をご覧ください。